指先、つま先に至るまで、丁寧に生きる

指先、つま先に至るまで、丁寧に生きる

「なおや、指先が死んでる!」

 

舞台の世界に入りたての頃
よく言われた言葉

 

どういうことかと言うとね

 

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自分の指先、つま先を感じれない鈍感な人間が
人様の気持ちに触れることも
ましてや命に触れることなんかできやしない!
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ってこと

 

そう
「自分に繊細に生きた分だけ、相手と繊細に繋がれる」

 

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舞台上で最も大切な事なことは

 

目の前の出来事に対し
目の前の相手役に対して

 

「すべてを注ぎ切る」ということ

 

つまり
「どれだけ相手に集中し切れるか?」
これだけのことで舞台の出来が大きく左右される

 

この“すべてを注ぎこむ集中”って

 

セリフや動き
時間や空間すらも忘れてしまうくらいの状態であって

 

この感覚の中でする演技は

 

ただ、溶け合って、調和がとれ
丸い感じの光の中に穏やかに存在しているだけの永遠なんだ

 

「命に浸る瞬間」である

 

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つまり

 

「自分に対しての丁寧さ」が
そのまんま
「相手とのコミュニケーションの質」となる

 

ってこと

 

「絆の強さ」

 

自分が感じていることに対し繊細になればなるほど
相手が感じていることを感じとれるようになるってわけで

 

これを
テクニックとかで補おうとしてもさ
そもそも無理なんよね

 

コミュニケーション上手いっすよ~って人程
テクニックに溺れ
繊細さに欠けていたりする

そもそも

コミュニケーションに
“力”も“スキル”も必要ないわけなんよ、本当は

 

ただ、かっこよく“デコレーション”したいのであれば
スキルを学んでもいいのかも知れないけど

 

僕は、そんな、
テクニックまみれで上辺の付き合いとか興味ないから
もうやらない

 

それよりも
もっと人や自然と深く関わりたいから

 

自分との関わりを日々強めている

 

そう
指先にも、つま先にも

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