演技から学ぶ 「苦手だったり、嫌いだったりする相手こそ、自分を愛するきっかけをくれる愛おしい人である」

演技から学ぶ 「苦手だったり、嫌いだったりする相手こそ、自分を愛するきっかけをくれる愛おしい人である」

昨日のワークショップで出た質問

「嫌いな相手に対してはどう付き合っていけばいいですか?」

 

一言でいうと
「全部をさらけ出し、目の前の人を全力で愛しなさい」ってことだけ

 

実は、このことだけで、すべて解決する

 

でも
これだけシンプルなことにも関わらず
このシンプルなことができずに
わたしたちは自分を責め、相手を責め、苦しんでしまうんだ

 

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一般社会の中では
苦手な人や、嫌いな人とは
「一定の距離を置いて付き合うことができる」

 

そう
「上手く立ち回ること」ができるわけだ

 

けど
舞台の上ではそうはいかない

 

その「一定の距離」を置くことが、当たり前に許されない!

 

その「距離」を保ったコミュニケーションでは
「本当の生きる」なんか絶対に伝えられないからだ

 

僕も駆け出しのころは
自分が上手く演じれないことを
「相手のせいにして」
心の中で
「お前のせいで、思うような演技ができないんじゃ!!!」って叫んでいたけど

 

でも、“この意識の中”では上達なんかあり得ない
ましてや、観客に感動なんて絶対に与えられないわけですわ

 

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相手を観ていない、自分勝手な演技からは
感動なんて、ぜったに生まれない
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じゃ、どうすれないいか?というと

 

「相手をとことん愛する」ことだけに集中する

 

ただ、これだけ

 

とことん愛するために…
相手の良いところを必死に探したり
相手のすべてを認め、受け入れていくことに徹し

自分では
好きも、嫌いも
自分におこるすべての感情を受け入れ、さらけ出したりしていくわけです

 

そうすると何がおこるかというと
ある時、突然に
「この人にすべてを捧げてみたい!」って瞬間が訪れるんです

 

『愛が流れる刹那』
かっこいいから、こう呼ぼう(笑)

 

そうすると、その瞬間に
ぐわーっと
相手との一体感や幸福感
生きている充実感や
お互いに「私たち命だよねーーー! 生きてるよねーーー!」っていう感覚が流れてくるわけです

 

そして
この瞬間に訪れる、もう一つの奇跡は
好きとか嫌いとかがぶっ飛んだ
宇宙空間にいるような感覚に襲われ
ちゃんとセリフを話したか?
ちゃんと演出通りの動きができたか?
そんなん覚えていない「ゾーン」を体験するんです

 

そう
お互いに、「ただ、今、ここに、生きてる」だけの瞬間

 

認め合うとか
ちゃんと聴くとか
一生懸命に「しようとする」ことを遥かに超えた
ぶっ飛んだ世界との遭遇

 

そしてこの世界を体験した分
実は
前よりも自分という存在を好きになっていて

 

同時に、相手役の存在をも
とても愛おしく思い始めるんです

 

こうなると、もう
感動を伝えようと必死にならなくても
「命の喜びが勝手に伝わっていく状態」を創り出してくれる

 

何もがんばらない
緩んだ、どこにでもいける自由な状態

 

そして
この緩んだ状態が
更なる受容を生み

 

もう、お互いに…
「上がっていくしないよね~!」という
新しいモノを次々生み出す、クリエイトワールドを創り出す

 

想像を超えた未来しかない瞬間の積み重ねが生まれていく

 

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わたしたち
本当の、本当は、心の奥で
人と深く深く繋がりたいと思っている

 

そして
その繋がりを通して、自分とも深く繋がりたいと思っている

 

でも
その繋がりを築きたいと思えば思うほど

 

すごく怖くて
逃げ出したくて
相手のせいにしたくて
苦しいから誤魔化して

 

そして
「嫌われないように自分を“武装”すること」で
その場をやり過ごしながら日々を生きている

 

でも、実は
嫌いだったり、苦手だったりする相手程

 

「自分と繋がれるチャンス」をくれているんです

 

言い方を変えると

 

嫌いな人程
身をもって、あなたがあなたを愛することを応援してくれている
最高の応援者かもしれないんです

 

だからこそ
自分を信じ
相手を信じ
怖いことも隠さずにオープンにしていくことで

 

あなたは、あなたを愛するチャンスを手に入れ

 

同時に
目の前の相手に対し
自分を好きになるチャンスを与えていける

 

そう
自分がオープンにすることによって
互いが成長(自分を好きになる)できる関係を
自ら創っていけるんです

 

そう
自分が主体となって
怖がらずオープンでいることによって
いくらでも世界を、「愛が溢れる世界」変えていけるってこと

 

それだけの力を
わたしたちは、わたしたちの中に内在させている

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